ウェストフィールド、EVフォーミュラマシン開発

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i RACER
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英国ウェストフィールド社は、EVフォーミュラマシン『i RACER』(アイレーサー)を発表した。欧州で開催されるEVレース、「EVカップ」に参戦するマシンだ。

ウェストフィールドは、ロータス『スーパーセブン』のレプリカモデルを生産していることで有名。最近では、その技術を生かして、EVレーシングカーの開発に取り組んできた。

その最新作が、i RACER。2個のモーターは、最大出力108ps、最大トルク102kgmのパワフルなスペックを備える。2次電池はリチウムイオンバッテリーで、車体中央下部とフロント部にレイアウト。車両重量はわずか600kgと軽量に仕上げられ、0-96km/h加速5秒以下、最高速177km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。

最大航続距離は88km。充電は三相コンセントにより、約2時間で完了する。ボディサイズは全長3600×全幅1635mmである。

ウェストフィールドは、この i RACERで、欧州各地で開催される2010年シーズンの「EVカップ」にエントリー。EVレースで得られたノウハウを、市販モデルの開発に反映させる方針だ。

《森脇稔》

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