経済活性化のキーワードのひとつが地産地消=地元の物産を地元で消費すること。NEXCO中日本などによる第2回SA・PAメニューコンテスト決勝(12月18日実施)に出場したメニューにも地産地消が反映されたものがあった。
静岡ブロック、東名高速道路・日本平PA(下り線)の「桜えび素揚げ丼」(1000円)は、“静岡づくし”ともいえるほどの地産地消メニューで、素揚げした桜えびが丼の上にどっさりと載る品。
「わさびの醤油漬けや、ねぎ、きざみ海苔などの具材を混ぜて豪快にかき込んでみてほしい」と、運営するエームサービスの担当者。丼といっしょに付く小鉢は、桜えび入りのこんにゃくの田楽みそ添え、とろろ茶そば、わさび漬けなど。
同社担当者は、「高速道路のサービスエリア事業に参入してまだ3年目。これまでの給食事業のノウハウを活かして、今後も斬新で身体に優しいメニューづくりを目指していきたい」と話していた。