スバルは10日から12日まで開催されたエコプロダクツ2009に、東京モーターショーに出展したEV『プラグインステラ feat.BEAMS』と風力発電システムのミニチュアを出展した。ステラ feat.BEAMSは、同社のEVプラグインステラと、有名セレクトショップ「BEAMS」とのコラボレーションモデル。
ステラ feat.BEAMSは、バッテリー容量や走行性能などはベースのプラグインステラと全く同じ。リチウムイオン電池を搭載し、満充電で90kmの走行が可能な近距離シティコミューターEVだ。
同社広報担当者は、「今回は外観だけに“遊び”の要素を入れました。スバルではEVが一般に普及するのはまだしばらく先、と考えています。電池容量、価格などの問題が解決され本格的に一般普及となれば、さらに様々な“遊び”の可能性は広がると思います」と語る。
「EVはまだ完成した技術とは言えません。今は実証実験の段階。電池容量をどれだけ効率よく使えるか、が目下の課題です。車両自体のマネージメント能力もまだまだ熟成しなければ。スバルの技術者はマジメなので(笑)中途半端なものをリリースしたくない、というのが本音です」(同担当者)
プラグインステラは、2009年度は170台、2010年度は230台を販売する計画だ。