フォルクスワーゲンは14日、欧州において『ポロ ブルーモーション』のオーダー受付を開始した。欧州複合モード燃費は30.3km/リットル、CO2排出量は87g/kmで、EVや燃料電池車を除けば、世界一環境性能の高い5シーターに君臨する。
ポロのブルーモーションは、ブルーモーションとしては第2世代目のエンジンを搭載。新開発1.2リットル直3ターボディーゼル「TDI」(75ps)には、最新のコモンレールインジェクションが採用された。
さらに、アイドリングストップ機能、エネルギー回生ブレーキ、低転がり抵抗タイヤ、10mm車高ダウンのサスペンション、エアロパーツ、アンダーフロアの整流パーツ、フロントグリルのフラッシュサーフェイス化など、徹底的に走行抵抗を減らす工夫が凝らされた。車重も1150kgに抑えられ、欧州複合モード燃費30.3km/リットル、CO2排出量87g/kmという、量産5シーター車として世界トップの環境性能を達成した。
ポロブルーモーションは3ドアと5ドアを設定し、ドイツでの価格は1万6500ユーロ(約215万円)から。クルーズコントロール、レザーステアリングホイール&シフトレバー、前後スポーツタイプバンパーなど、装備も充実している。