気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年12月8日付
●補正7.2兆円大筋合意、1000億円上積み建設国債で(読売・1面)
●COP15開幕、温暖化対策政治合意焦点(読売・1面)
●暫定税率来年4月廃止 税調(読売・2面)
●タイの工場売却へ、三菱ふそう(読売・10面)
●トヨタ2車種調査、米当局「エンジンが急停止」(読売・11面)
●羽田に昼も欧米便、国交相意向、高速無料、本州も(朝日・1面)
●GM、日本で小型車、200万円以下、来年後半にも販売(朝日・9面)
●SAI年配層に好評、トヨタ「第3のHV」販売開始(毎日・7面)
●中国新車販売、年1300万台超す見通し(毎日・7面)
●社長が選ぶ「今年の社長」「ユニクロ」柳井氏2年連続(産経・11面)
●広がるハイブリッド、働く車に導入加速(東京・8面)
●ヤマト、宅配もパートで(日経・1面)
●川重もハイブリッド建機(日経・13面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車が米国市場で販売している小型車『カローラ』と『マトリックス』の2車種について、「走行中にエンジンの急停止(エンスト)を起こす恐れがある」として、米道路交通安全局(NHTSA)が調査に乗り出したという。
米『ウォール・ストリート・ジャーナル』が報じたのを受けて、7日付の一部夕刊に続き、きょうの読売などが取り上げている。記事によると、この2車種のオーナーから26件の苦情が寄せられており、高速道路走行時でも問題が起きているという。
トヨタは11月、米国で販売する一部車種でアクセルペダルがフロアマットに引っかかり事故を招く恐れがある問題で、8車種のペダルの無償交換を決定したばかり。米国ではトヨタ車に対する「苦情」が相次いでいるが、車両の安全にかかわる問題だけに慎重な対応が求められる。