アルファロメオ ジュリエッタ 復活決定

2009年12月3日(木) 10時52分
アルファロメオの画像
アルファロメオの画像
アルファロメオの画像
アルファロメオの画像

アルファロメオは2日、新型車『ジュリエッタ』の概要を明らかにした。『147』の後継に当たる5ドアハッチバックで、欧州では2010年春に販売がスタートする。

ジュリエッタとは、1954 - 65年に生産されたアルファロメオの名車のネーミング。アルファロメオは新型車の車名として『ミラノ』の名前も検討したが、最終的にジュリエッタに落ち着いた。

デザインは「スポーティ&エレガント」がテーマ。2006年に500台を限定発売した『8Cコンペティツィオーネ』から始まる、アルファロメオの新しいデザインテイストが取り入れられた。

フロントマスクはアルファロメオの盾形グリルを中心にLEDヘッドライトを配したデザイン。このLEDヘッドライトには、デイタイムランニング機能も組み込まれる。リアのドアハンドルは、ピラー付近に隠すように配置。これは147にも見られた手法で、クーペのように見える効果をもたらす。テールランプにもLEDが採用された。

ボディサイズは全長4350×全幅1800×全高1460mm、ホイールベース2630mm。147と比較すると、125mm長く、70mmワイド、10mm背が高い。ホイールベースは85mm伸ばされた。

エンジンはガソリン2、ディーゼル2の合計5ユニットで、アイドリングストップ機能を採用。排出ガス性能は、すべてユーロ5に適合する。

ガソリンエンジンは、147の2.0リットル直4「ツインスパーク」から、新開発1.4リットル直4ターボにダウンサイジング。最大出力120psを引き出す。電子制御油圧式バルブがスロットルバルブなしの吸排気コントロールを実現する「マルチエア」仕様は、170psのパワフルさだ。

ディーゼルは2世代目となる直噴ターボ「JTDM」。1.6リットル直4(105ps)と2.0リットル直4(170ps)が用意される。

遅れて、『MiTo』にも設定された「クアドリフォリオ・ヴェルデ」グレードが、最強モデルとして登場。エンジンはMiToの1.4リットル直4ターボ(170ps)ではなく、1750ccの直4ターボ「1750TBi」を搭載し、最大出力は235psを発生する。

新開発のプラットホームはフィアットグループの「Cエボ」と呼ばれるもの。これは将来、クライスラーの車台としても広く使われる予定だ。

足回りには、路面状況を問わず最適な走行性能を発揮する「アルファDNA」システムを導入。「ダイナミック」「ノーマル」「オールウェザー」の3モードが切り替えられる。VDC、DST(ダイナミック・ステアリング・トルク)、電子制御ディファレンシャルの「Q2」、次世代ステアリングシステムなども採用された。

ダッシュボードは水平基調のデザインで、アルミをアクセントに使用。スイッチ類の造形は、8Cコンペティツィオーネと共通イメージとするなど、プレミアムコンパクトにふさわしい仕上がりを追求している。トランク容量は350リットル(VDA計測法)を確保した。

新型ジュリエッタは、2010年3月のジュネーブモーターショーで正式発表。欧州主要国では、春から販売がスタートする。フォルクスワーゲン『ゴルフ』など、強豪ひしめく欧州Cセグメントに投入される。

《森脇稔》
ジュリエッタの画像
ジュリエッタの画像
ジュリエッタの画像
ジュリエッタと名のつくアルファはいくつかあり、写真は1959年のジュリエッタ・スプリントの画像

注目ニュース

【MINI クラブマン & アルファロメオ MiTo 比較試乗】MiToのターゲットはMINI…西川淳

MiToの発表試乗会に赴いたときのこと。この小さなアルファロメオを開発した背景として現地のスタッフは、「イタリアでも若者のクルマ離れが進んでいる」ことを挙げていた。

シトロエンの高級コンパクト DS3、日本発売決定

プジョーシトロエンジャポンは24日、報道向けイベントで2010年導入計画を発表、その中でシトロエンの名車『DS』の名を冠した新型高級コンパクト、シトロエン『DS3』を2010年7月に日本で発売すること...

RSS

編集部ピックアップ