ジャパンエナジーは1日、電気自動車(EV)向けのビジネスモデルを検証する一環として「JOMOeサポートサービス」を実施すると発表した。
サービスでは、首都圏12か所のJOMOステーションにEV用充電設備を設置し、充電設備の効率的配置や妥当な料金体系について検証する。「JOMO Value5和光白子店」や「JOMO第一京浜蒲田ステーション」、「JOMO Value5大倉山店」などに200ボルト充電器や急速充電器を設置する。
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県のEVユーザーを対象に会員カード「JOMOカードe」を発行し、会員に限定して、充電サービス、充電施設案内サービス、電欠時レッカーサービス、軽整備・洗車サービスを提供する。期間中、各サービスは原則として無料とする。
JOMOカードeには、非接触型ICチップと磁気ストライプを搭載して急速充電器利用時のユーザー認証を行うとともに、充電時間や充電電力量、各種サービスの利用履歴データを取得する。
また、カード会員に対してアンケート調査やヒアリング調査を行う。
このほか、三菱自動車のEV『i-MiEV』3台、富士重工業のEV『プラグインステラ』1台を保有し、同社グループの社員などから走行テストの協力者を募り、利用履歴・走行データを取得する。
実験期間は2010年1月18日から5月31日まで。