ビュイック リーガル 新型、北米でも中国仕様ほぼそのまま

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GMは25日、米国へ投入する新型ビュイック『リーガル』を、カナダ・オンタリオ州のオシャワ工場で生産すると発表した。

初代モデルが1973年デビューという伝統あるリーガルは、ビュイックブランドを代表するミドルセダン。しかし、米国では車種再編により2004年、リーガルの名前は消えた。リーガルの名を冠した別モデルは2003年、中国でデビュー。現在はオペル『インシグニア』をベースにしたモデルが、中国版リーガルとして現地で販売されている。

6年ぶりに米国で復活するリーガルは、ビュイックブランドのミッドサイズスポーツセダンとして登場。中国仕様のリーガルが、ほぼそのまま米国で発売される。

エンジンは2.4リットル直4と2.0リットル直4ターボの2種類。2.4リットル直4は、最大出力182ps、最大トルク23.8kgmを発生。2.0リットル直4ターボは、最大出力220ps、最大トルク35.6kgmを獲得する。

新型リーガルは2010年春、米国へ投入されるが、当面はオペルのドイツ・リュッセルハイム工場で生産し輸入。GMは2011年から、カナダのオシャワ工場製に切り替えることにした。

オシャワ工場では現在、シボレー『カマロ』『エクイノックス』、GMC『テレーン』を生産中。同工場の4番目の車種として、2011年から新型リーガルが加わる。

GMカナダのArturo Elias社長は、「新型リーガルの生産拠点がカナダに決まり、オシャワ工場の従業員は喜んでいる。非常に高いクオリティの商品を届けられると思う」とコメントしている。

《森脇稔》

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