プジョーシトロエンジャポンは24日、2010年の日本導入計画を発表、その中でフランクフルトショーで初公開された新型2+2シータークーペ『RCZ』を2010年7月に日本国内で発売することを明らかにした。
RCZは、プジョー『308』をベースに「ダブルバブル」と呼ばれるなだらかな弧を描くルーフを持つのが特徴のスタイリッシュなスポーツクーペ。また、プジョーとしては車名が数字でない初めてのモデルとなる。
フランス本国では直噴1.6リットル直4ターボガソリンエンジンと、直噴2.0リットル直4ターボディーゼルエンジンを搭載するが、日本導入モデルは1.6リットルガソリンのみとなる。同エンジンで200psモデルと140psモデルの2機種をラインアップし、200psモデルは6MT&左ハンドル、140psモデルは6AT&右ハンドルを組み合わせる。
本国フランスでは18日に予約を開始しており、価格は2万7400ユーロ(約363万円)からとなっている。日本での販売価格が気になるところだ。
プジョーシトロエンジャポンは、昨今の自動車不況のあおりを受け2009年1 - 10月販売台数実績が対前年比マイナス35%と大幅に落ち込んだ。2010年はプジョーのビジネス開業200周年でもあり、RCZのほか、新型クロスオーバーの『3008』や限定モデルを日本市場へ投入し躍進の年としたい考えだ。