【ジャガー XJ 日本発表】最も美しいのはサイドビュー

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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、6年ぶりにフルモデルチェンジした新型『XJ』を、2010年3月に日本国内で発売する。

ジャガーカーズデザインディレクターのイアン・カラム氏は、「XJを新しく生まれ変わらせる際は、そのほかのモデルとの関係性を考慮しなければいけません」と話す。

「XJのデザインを始めたのは『XF』を役員へ上申する6か月前からした。当然、KFを横目に見ながら関係を意識しながらXJをデザインしました」

新しいXJの最も魅力的なデザインはどこだろうか。「サイドビューは個人的にはとてもよくできていると思います。特にサイドウインドウの造形は」と話す。

「この形は、全長を長く見せる効果を持ち、全体のプロフィールを決定します。この形こそが鍵なのです。私たちは“スリーク”(流線形)という言葉を、ジャガーのデザイン言語に取り戻しました」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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