正面衝突で妊娠7か月の妊婦が死亡、胎児も助からず

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6月28日午後、栃木県大田原市内の県道を走行中の軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走していた別の軽乗用車と正面衝突した。双方のクルマは大破。被衝突側のクルマに同乗していた妊娠中の女性が死亡。逸脱側の運転者も死亡している。

栃木県警・大田原署によると、事故が起きたのは6月30日の午後2時15分ごろ。大田原市市野沢付近の県道を走行していた軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた別の軽乗用車と正面衝突した。

双方のクルマは大破。被衝突側のクルマに同乗していた妊娠7か月となる37歳の女性とお腹の胎児が全身を強打したことが原因で死亡。クルマを運転していた62歳の女性も打撲などの軽傷。後部座席に同乗していた2歳の女児にケガはなかった。

また、逸脱側のクルマを運転していた46歳の男性は頭部強打で死亡。同乗していた14歳の男子中学生も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側1車線の直線区間。警察では事故の原因を詳しく調べている。

《石田真一》

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