16歳の少年がひき逃げ、横断者3人が重軽傷

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18日夜、愛知県知多市内の県道で、道路を横断していた男性3人が進行してきた軽乗用車にはねられ、重軽傷を負う事故が起きた。クルマは逃走したが、警察は後に出頭してきた16歳の少年をひき逃げや無免許運転容疑で逮捕している。

愛知県警・知多署によると、事故が起きたのは18日の午後7時50分ごろ。知多市大興寺付近の県道で、男性3人が道路を横断していたところ、止まらずに進行してきた軽乗用車にはねられた。

3人は数m弾き飛ばされ、55歳の男性が頭部強打の重傷。2人が転倒した際に腕や腰などを打撲する重傷を負った。クルマは約50m先で停止したが、乗っていた若い男3人は車両をその場に放置して逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約1時間後に16歳の少年が「自分が運転していた」と出頭。警察はこの少年を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で緊急逮捕している。

現場は片側1車線で、信号機は設置されていない。調べに対して少年は「怖くなって逃げた」などと供述している。警察では同乗していた16歳と17歳の少年からも同容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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