豊田自動織機は20日、世界初のエンジン式ハイブリッドフォークリフトとなる、3.5t積のディーゼルエンジン式ハイブリッドフォークリフト『GENEO-HYBRID』(ジェネオハイブリッド)を12月に国内で発売すると発表した。
グループ会社であるトヨタ自動車のハイブリッド技術を活用し、走行だけでなく荷役も同時に行ない、発進・停止の頻度も多いフォークリフト向けに独自のシステムを開発した。エンジンは排気量2.5リットルのディーゼルエンジンを搭載し、モーターとニッケル水素電池を組み合わせた。現行のエンジン式フォークリフトに比べ、CO2(二酸化炭素)排出量、燃料消費量を約50%低減する。
ハイブリッド方式は、走行はエンジンで発電した電力でモーターを駆動するシリーズ式、荷役はエンジンとモーターアシストで油圧ポンプを駆動するパラレル式とした。