【D視点】クルマ業界の救世主?…ホンダ インサイト

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ホンダらしくない

ホンダは、ハイブリットシステムを動力とした小型車サイズの5ドアハッチバック新型『インサイト』を発表したが、189万円という破格の価額設定に話題が集中している。ハイブリットカーでは後発のホンダの作戦として、価額に勝機を賭けた狙いは見事に当たった。

ボディサイズは全長4390mm、全幅1695mm、全高1425mm、車両重量は、1190kg。動力は、1.3リットルエンジンと小型のモーターを組み合わせたハイブリットシステムを搭載している。注目の燃費は、10・15モード走行で30.0km/リットルなので、ハイブリットカーとしては標準の値となっている。

初代のデザインをキッパリと脱ぎ捨て、大好評の競合車と似たボディにホンダの顔を移植したデザインは、潔さと言えるかもしれないが気になるところだ。しかしコンパクトで見慣れた感じのデザインは時流に合っており、好評の一因にもなっているようだ。

いずれにしても、低価額政策によって、割高感のあるハイブリットカーの普及が早まれば、地球環境の観点からも評価できる。公害の元凶と目されているクルマ業界にとっては、救世主にもなりうる訳だ。それでも素直に喜べないのは、ホンダらしさを期待する筆者の思い込みかもしれない。

《松井孝晏》

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