セゾン自動車保険、商品をシンプルで分かりやすく改定

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セゾン自動車火災保険は30日、「セゾン自動車総合保険」「セゾン自動車保険」を中心とした自動車保険を、4月以降を保険始期とする契約から改定すると発表した。

商品ラインナップをシンプルで分かりやすいものへ整理することが目的。従来型商品である自動車保険(BAP)と自動車総合保険(PAP)を統合し、新自動車総合保険(新PAP)に一本化する。
 
契約者にとって、複雑でわかりにくい補償、同様な支払い要件や補償内容の特約については廃止および見直し、商品の簡素化を図る。特約数は現行253件に対して改定後は152件となる。
 
また、保険料の口座振替契約で、始期月の翌月に保険料を口座振替することを可能とすることで、契約時のキャッシュレス化を実現する。口座振替の払込猶予期間を基本的に従来の「支払期日の翌月末まで」から1か月延長する。
 
クレジット払い契約の場合、従来は契約者本人名義のクレジットカードでの支払いのみとしていたが、契約者の配偶者名義のクレジットカードでの支払いも可能とする。
 
さらに、従来から契約者の要望が多かった、示談代行サービスを含む「個人賠償責任危険担保特約」をセゾン自動車総合保険に新設する。「弁護士費用等担保特約」の対象範囲については、従来の相手自動車による被害事故だけでなく、自動車搭乗中の被害事故や被保険者が所有する自動車に対する被害事故まで拡大する。
 
補償内容の見直しや損害率の動向などを勘案して、保険料も見直す。保険料が引き上げとなるケースもあるが、全体を平均した場合、保険料は改定前とほぼ同水準としている。ゴールド免許割引は従来の5%から10%に拡大する。

《レスポンス編集部》

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