【ジュネーブモーターショー09】三菱 i MiEV SPORT AIR…空気とともに走る

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三菱自動車は、3月3日から15日までスイス・ジュネーブで開催されるジュネーブ国際自動車ショー(ジュネーブモーターショー)に『i MiEV SPORT AIR』を出展した。将来のEVの方向性のひとつとして、開放感と爽快なドライビングを楽めるよう脱着可能なルーフを装備した、スポーティな電気自動車を提案する。

エクステリアは、ユニークな「リア・ミッドシップレイアウト」のプラットフォームを採用した『i MiEV』をベースに、ボディ後方を絞り来んだ「ティアドロップタイプ」のフォルムとし、高い空力性能と居住性を両立。i MiEV SPORT AIRの特徴でもある、電気基盤のグラフィックをデザインに取り入れたソーラーパネルを内蔵した半透明の樹脂製パーツを、フロントバンパー、ルーフに採用している。

インテリアは、生命体を感じさせる造形や照明によって親しみやすさを演出。操作系は、シフトノブまわりにスイッチ類を集中させ、手を自然に置いた位置で様々な操作ができるようにデザインされている。また、ステアリング左についている携帯電話機型のコンソールは、車外からでも常にクルマの状態を把握できるツールとして取り外して使用できるというコンセプトが盛り込まれている。

EVシステムは、iMiEVと同様にリアにモーターを配置し、永久磁石式同期型モーターを改良。最高出力60kWを発揮し、iMiEVから13kWアップ、最大トルクは230Nmで同じく50Nmアップしている。

また、特徴でもあるロングホイールベースを活かし、大容量のリチウムイオンバッテリーを床下の低い位置に搭載し、室内空間と走りのバランスを高めた。脱着可能で軽量なルーフも低重心化に貢献。理想的な前後重量配分50:50を実現するため、樹脂製ボディパネルやテールゲートモジュール構造、アルミリアサスペンションや、リアボディのみアルミ化するハイブリッドボディを採用している。

i MiEV SPORT AIRは、アメリカ人デザイナーの内装スケッチ、ギリシア人デザイナーの外装スケッチを元に、日本人の三菱デザイナーが仕上げのデザインを施し完成したコンセプトカー。日・米・欧のコラボレーションが生み出したグローバルなコンセプトカーで、三菱は世界へ向けて『Drive@earth』のテーマを発信する。

《宮崎壮人》

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