ベクター・ジャパンは17日、車載ネットワーク開発/テストのための高機能ツール『CANoe/CANalyzer バージョン7.1』をリリースした。
複雑化が進む車載ネットワークの開発環境で、ECUや車載ネットワークのテストの作業工数も増加の一途をたどっている。新製品は、ECUや車載ネットワークのテストを自動化するためのCANoeテスト機能を向上した。
また、同社が提供する車載ECUのI/Oへアクセスするためのモジュラーシステム「VTシステム」を統合することで、バスアクセスだけではなく入出力信号も考慮する包括的なECUテストを実行することができる。
CAPL、.NET、XMLの各種テスト記述の相互連携が向上したことで、CAPLテストを.NETモジュールから呼び出し、それらをXMLの「ユーザー定義」のテストパターンとして使用することが可能となる。