【フェラーリ SP1】驚異的なカロッツェリアの技術力

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プロジェクトは快速進行

ワンオフ・フェラーリ『SP1』、オーナーは平松潤一郎(フェラーリクラブ・ジャパン元会長)だ。フィオラバンティのデザイン案により、フェラーリが製作した。若干の問題をクリアし、2007年8月に平松とフェラーリとの間で正式な契約が交わされた。

契約後のプロジェクトは極めてスムーズに進行した。1か月後に最終案のレンダリングの写真がフィオラバンティから平松のもとに送られた。

この間もモデル製作は急ピッチで進められ、スケジュールどおり07年11月、フィオラバンティ・スタジオでフィージビリティを全て盛り込んだ正確なエポキシ樹脂モデルが完成した。このレベルで作業時間が実質2か月プラスというのは極めて速い。

プレゼンテーションには、マッシモ・フマローラをリーダーとするフェラーリの開発メンバー、フィオラバンティ・スタジオの後継者である息子のマテオとルカのほかモデラーが参加した。実車どおりに美しく塗装されたモデルを見た平松は、そのエレガントなラインと見事なハイライト処理に心を奪われた。

この時点で、インテリアデザインはほぼ変えずに、シートのみ平松の好きなかつての『デイトナ』風のデザインで製作することに決定、そして満足の行くここまでの結果を全員で祝福しあった。

《荒川健》

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