新成人、逆走やパトカー妨害で逮捕

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沖縄県警は11日、豊見城市内の県道を故意に逆走したとして、20歳の男を道路交通法違反の現行犯で逮捕するともに、この男を移送するパトカーの走行を妨害したとして、別の20歳の男を公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

沖縄県警・豊見城署によると、事件が起きたのは11日の午後1時10分ごろ。豊見城市平良付近の県道を走行していた乗用車が対向車線側に進出。そのまま約150mに渡って故意に逆走した。警戒中の同署員が逆走するクルマを発見し、これを制止しようとしていたが、運転していた男はこれを無視。同市の成人式が行われる予定の中央公民館駐車場にクルマを乗り入れた。

後を追ってきた署員がクルマを運転していた20歳の男を道路交通法違反(通行区分違反)の現行犯で逮捕。パトカーに乗せて同署まで移送しようとしたところ、違反車両に同乗していた別の男がこれを阻止。パトカーの進路を塞ぐとともに、ガラスを素手で殴打するなどしたため、公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

2人は共に新成人。調べに対して逆走した男は「式に遅刻しそうなので急いでいた。渋滞しているので対向車線を走った」と、故意に逆走したことを容認。パトカーの走行を妨害した男は「式に出ようとしている友人を強引に連れていくので腹が立ってやった」などと容疑を認めている。

《石田真一》

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