【新聞ウォッチ】宴のあと、福田内閣の支持率「浮上せず」

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年7月15日付

●内閣支持微増27% サミット「評価しない52% 本社世論調査(読売・1面)

●意見広告、トラック輸送原油高騰で大ピンチ(読売・10面)

●リーダーの仕事学、ガリバーインターナショナル会長 羽鳥兼市さん「中古車流通に革命を」(読売・18面)

●原油高影響?首都高離れ、6月利用3%減 建設費返済計画に不安(朝日・6面)

●道路特定財源「暫定」失効で税収2000億円減(朝日・6面)

●ルーキー中嶋健闘9戦で4回入賞(朝日・19面)

●公用車談合、公取委、本格調査へ、国交OB受注調整か(毎日・1面)

●車の使用減48%「いいことだ」本社FNN世論調査(産経・8面)

●沈黙の船団、燃料高不況廃業寸前 20万隻きょう一斉休漁(東京・1面)

●夏ボーナス6年ぶり減、本社最終集計(日経・1面)

●世界の自動車メーカー、時価総額、前年比2割減GM、トヨタの1/26 6月末(日経・17面)

ひとくちコメント

洞爺湖サミット閉幕直後、各紙が独自に調査した福田内閣の支持率の結果をきょうの読売、朝日、毎日、産経が取り上げている。

それによると、読売の支持率は26.6%で前月比1.5ポイントの微増。朝日も24%で前回調査よりもわずかに1%の上昇となった。毎日は前回の18%と比べると大幅に上昇はしたものの、21%の低迷状態に変わりはない。逆に産経は前回の22%からさらに0.3ポイント下がり政権発足以来最低の21.7%となった。

また、福田首相は8年ぶりの日本開催となった北海道洞爺湖サミットで議長役を務めることで政権浮揚を期待していたが、読売によると、今回のサミットを「評価する」という人は44%で、「評価しない」の52%が上回った。「首相がリーダーシップを発揮できなかったとみている人が多く、期待は外れた格好だ」(産経)。株価低迷、物価上昇など宴のあとも首相の指導力不足に国民の不満は募るばかりだ。

《福田俊之》

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