【ラジアルタイヤ徹底ガイド】超グリップと高剛性構造がポイント…グッドイヤー・イーグルRSスポーツ

2008年4月24日(木) 01時58分
グッドイヤー『イーグルRSスポーツ』の画像
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「イーグル」というネーミングはグッドイヤーのハイパフォーマンスカー用ブランドとして知られているが、『イーグルRSスポーツ』はスポーツカー専用の超ハイグリップタイヤという位置づけで登場した。

イーグルRSスポーツのトレッドパターンを見ると、超ハイグリップタイヤということが簡単に想像できる。モータースポーツ用Sタイヤのようなセミスリックタイヤ並みに有効接地面積が広く、ブロックがつながっていることからパターン剛性はケタ外れに高いこともわかる。

両サイドに流れるように斜めにスリットが刻まれているが、コーナリング時のブロック剛性アップと排水性の両立を図っている。スリットがV字型になっていることで回転方向が指定される。

センターリブの幅は広めで、ハイスピード走行での直進安定性やハンドル応答性の正確さを狙っているようだ。その両脇の「デュアルアクアトレイル」と呼ぶ2本のストレートグルーブは、その名の通りハイドロプレーニング対策で設けられたものだ。

イーグルRSスポーツが究極のハイグリップタイヤだということを証明するかのように、トレッドパターンの中にサーキット走行を意識したデザインが組み込まれている。それは斜めにカットされた小さな浅い窪みだ。本格的なサーキット走行を開始する前に、これが消えるまで丁寧に慣らし走行をすれば、イーグルRSスポーツ本来のグリップを味わえるようになる。

トレッドコンパウンドは、新カーボン、新ポリマー、新グリップ強化剤を採用した「RSコンパウンド」と呼ばれるもので、D1グランプリをはじめとするサーキットフィールドで培ったコンパウンドテクノロジーを踏襲したものだという。低温時のグリップを上げ、高温時の熱ダレを抑制するというから、1周目から速く走れ、ラップを重ねてもタイムが落ちないという発熱コントロールが実現しているという。

構造やプロファイルも純粋にスポーツドライビングを追求したデザインになっている。

新ラウンドプロファイルと呼ばれるトレッド面にアールがついた形状は、グリップ限界時のコントロール性を向上させることにメリットがある。コーナリング時にグリップ限界に近づいて接地部分がトレッドの外側に移動したときにも、このラウンドプロファイルなら安定した接地面積を確保できることにより、コントロール性が高まるからだ。

ハイグリップコンパウンドで路面をグリップしても、トレッド自体がよれてしまっては接地面が安定せず強いグリップは確保できない。そこで構造部分の剛性の確保が重要になる。イーグルRSスポーツは、ブレーカー(ベルト)もプライも高剛性をうたっている。限界付近でのコントロール性もトレッド部とケースの剛性の高さがポイントになる。

ハイスピードドライビングを満喫するために、サーキット走行も得意とするスポーツカー専用タイヤとして開発されたのがイーグルRSスポーツなのだ。

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《こもだきよし》
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