米カリフォルニア州に本拠を置くテスラ社のEVスポーツカー、『テスラ』の生産がいよいよ開始された。2シーターロードスターで価格9万8950ドルで、スーパーカー並みの性能を誇る。同社によるとすでに900台の予約が入っているという。
テスラ社では今年中に600台を生産、デリバーする予定で、予約した人すべてに行き渡るのは来年になる。その後の生産予定はオーダーの状況次第となる。
テスラはロータス『エリーゼ』のプラットフォームを使用、約6800個の超小型リチウムイオンバッテリーを搭載したゼロエミッションカー。最終的には月産100台を目指すと言う。
また、テスラ社では5人乗りのEVスポーツセダンも2010年に発売予定だ。こちらは年間生産台数1万台が目標で、より身近なEVセダンとしてマーケティングを行う。デザインなど詳細は未発表だが、早ければ今年のロサンゼルスモーターショーにプロトタイプがデビューするかもしれない。