アストンマーチン(アストンマーティン)は4日、国際的なサプライヤーで完成車組み立て能力も持つマグナ・シュタイアとの提携を発表した。オーストリア、グラーツの専用工場で4ドアの『ラピード』を生産する。
アストンマーチンの販売は好調で、イギリス、ゲイドンの本社工場は早晩年産能力の上限、8000台に達することが予想されている。いっぽうラピードはコンセプトカーとして2006年デトロイトモーターショーで発表され、07年に量産化が決定された。
ラピード生産工場はマグナ・シュタイアの敷地内に新設され、アストンマーチンのゲイドン工場やドイツ、ケルンにあるエンジン工場に準じた設計となる。
ラピードの生産は09年後半に始まり、年産2000台以上を予想している。