新日本製鉄は、2008年3月期の中間配当を増配すると発表した。同社は配当の基本方針として連結業績に応じた利益配分を掲げているが、中間期や通期の連結業績は国内外の鉄鋼需要に支えられ、予想以上に好業績となる見通し。このため、中間配当を前年同期よりも1株当たり1円増配して、5円とする。同社では、連結業績に応じた利益配分の指標として連結配当性向20%としているが、当面は財務体質改善を最優先課題とするため、15−20%程度に抑えるとしている。