【ラジアルタイヤ徹底ガイド】欧州仕込みのパフォーマンスと快適性…トーヨー プロクセスT1R

2007年6月16日(土) 02時32分
トーヨー『プロクセスT1R』の画像
絶大なグリップを発揮するのに、乗り心地は至って快適。欧州生まれのタイヤである所以だの画像
スポーツラジアルらしい、ダイレクトなステアリングフィールを体感できるの画像
ワインディングをほぼオン・ザ・レールで駆け抜けることが可能の画像
トーヨー『プロクセスT1R』の画像

重量級スポーティモデルであるBMW『630i』に『プロクセスT1R』を履かせた。サイズは245/45ZR18 96Yである。

630iにはアクティブフロントステアリングが標準装備になっているが、これは必要なときに自動カウンターステアが当たることが最大の目的である。しかし、その中の機構をうまく使ってバリアブルギヤレシオも実現している。低速時にはロック・トゥ・ロックが1.5回転程度だから、いかにそのクイックさがわかるだろう。これが100km/hを越えたあたりではノーマルのステアリングギヤと同じくらいになり、もっとスピードが上がるとノーマルよりダルに(鈍く)なる。日本の道路ではクイックに動く。

その630iとシャープに動くT1Rの組み合わせだが、ドライビングに違和感はない。いい意味でキビキビ動いてくれるから、スポーティドライビングを満喫できる。

ハンドルを切っていったときの反応はダイレクトだ。応答遅れはなく切り込んでいっても反応はリニアなので、ハンドル応答性のクセはないといえる。ニュートラル感や微小舵の反応も遅れなく、手ごたえとともにスムーズである。

さすがにコーナリング時のグリップは強力だ。しっかりと路面を掴んでいる感触がドライバーに伝わってくる。一般道での使用範囲ではプロクセスT1Rのグリップの限界性能までを使い切ることはできないだろう。ほとんどのワインディングロードをオンザレールで走ることができる。クルマ側のしっかりしたサスペンションにタイヤが負けていない。

それでいて乗り心地はマイルドなのが嬉しい。これだけグリップが強いとガチガチのタイヤで乗り心地が悪そうなイメージがあるが、プロクセスT1Rは凹凸の当たりがソフトなのだ。

これはクラウンRが小さいせいだと思う。クラウンRというのはトレッド面の曲率を表す。小さいというのは丸いという意味で、プロファイルが角張っていないということだ。

こういうプロファイルは欧州のタイヤには多いが、単にグリップアップするのではなくグリップ限界付近でも扱いやすくするという効果もある。また接地面が前後方向に長くなり、耐ハイドロプレーン性能も向上するし、ハンドル手ごたえもしっかりしてくる。そして乗り心地もトレッド面が中央から全体に広がるように当るから、当たり感がマイルドでよくなるのだ。

高いグリップ力を持っているが、クセはなく扱いやすいのが特徴だ。快適性も高いレベルにある。ヨーロッパ風のフィーリングを楽しみたいならプロクセスT1Rは、おすすめできるタイヤだ。

IMPRESSION PROFILE タイヤ徹底ガイドTOP
試乗MOVIE

《こもだきよし》
画像
画像
画像
画像
画像
  • [PR]
  • 転職ならen
  • 派遣ならen

注目ニュース

【トーヨータイヤ トランパス MP4 登場】最新ミニバンにも対応

日本でのミニバン市場は盛況を極め、各メーカーかさまざまな特徴を持ったクルマが発売されるようになってきた。1995年に他社に先駆けミニバン専用タイヤとして発売されたトランパスも、ミニバンの変化に対応して...

【東京オートサロン07】コンパニオン写真蔵…その70、トーヨータイヤ 続

あの興奮はまだまだ続く!! オートサロンの花はやっぱりコンパニオン。世界最大級のカスタムカーショー、東京オートサロンが1月12日−14日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された。

東洋ゴム工業は、「箱根ターンパイク」の保有・運営・管理を行う箱根ターンパイクとネーミングライツ(命名権)取得に関して合意し、3月1日から「箱根ターンパイク」は、「TOYO TIRES ターンパイク」(...

自分だけのBMW…3シリーズ と Z4 にインディビジュアル

BMWジャパンは、BMW『3シリーズ』、『Z4』に最高級の素材を使用し車両の内外装などをオーダーメード感覚で特別注文することが可能な「BMWインディビジュアル」を13日から導入すると発表した。

RSS

編集部ピックアップ

ピックアップフォト

楽天でキーワードをチェック