北米専用モデルやヨーロッパ専用モデルがあるように、アジアにはアジア専用モデルが用意されている。とうぜんながらバンコクモーターショーでは、日本メーカーのアジア専用モデルが出展されている。
トヨタ『VIOS』は、『ヴィッツ』をベースにしたコンパクトな4ドアセダン。モデルチェンジで、2代目ヴィッツベースのモデル……、つまり、日本でいう『ベルタ』になった。
アジア専用のSUVがトヨタ『Fortuner』。本格的なフレーム構造を持つ4WDで、3列シートの7人乗り。エンジンは、4気筒の2.7リットルとV6の4リットルだ。
トヨタ『AVANZA』は、東南アジア向けにダイハツと共同開発し、インドネシアにあるダイハツの工場で生産している7人乗りミニバン。エンジンは1.5りっとるで、ボディサイズは全長4070mm×全幅1630mmと7人乗りとは思えないほどコンパクトだ。
また、日本では絶滅したピックアップトラックも、タイでは主要なモデルである。