日産自動車が発表した2006年4−12月期の連結決算は、売上高が前年同期比1.2%増の6兆8772億円と増収となったが、営業利益は同15.8%減の5317億円と減益だった。
グローバルの販売台数は同5.7%減の250万4000台で、日本、北米、欧州での販売が低迷した。ただ、中国、ロシア、中近東などは、新型車投入や自動車需要の成長に支えられ、堅調に推移した。
新車販売の低迷から収益も悪化した。経常利益は同11.1%減の5380億円となった。ただ、当期純利益は同3.5%増の3786億円と増益を確保した。