他人の家にクルマ止めて発覚、中学校教諭が泥酔運転

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埼玉県警は24日、泥酔状態でクルマを運転し、他人の家の駐車場にクルマを止めようとしていた44歳の中学校教諭の男を道路交通法違反(酒酔い運転)の容疑で逮捕した。男は「現場には運転代行業者が連れてきた」と主張。飲酒運転を否定している。

埼玉県警・熊谷署によると、23日の午前3時20分ごろ、熊谷市上之付近にある民家の住人から「敷地内にクルマが入ってきて、運転者とみられる男がふらついている。酒に酔っているようだ」との通報が寄せられた。

これを受けた同署員が現場に急行。クルマの近くにいた男に職務質問を実施するとともに、アルコール検知も行ったところ、呼気1リットルあたり0.7ミリグラムのアルコール分を検出。ろれつが回っていないことから泥酔状態と判断した。

男は同市内の中学校に勤務する44歳の教諭と判明。前日の夕方から勤務先の忘年会に参加しており、酒を飲んだことから運転代行を頼んだという。現場には代行業者が連れてきたと強固に主張。「クルマの運転は車庫入れぐらいしかやっていない」などとして飲酒運転の容疑を否定していた。

ところが後の調べで、男が運転代行を頼んでいないことが判明。近くの市道に接触痕が見つかるなど、飲酒運転を行った可能性が高くなったとして、24日までに道交法違反(酒酔い運転)容疑で逮捕している。警察では飲酒量の特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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