2日、3代目へとフルモデルチェンジを行った新型『MPV』には、弟分の『プレマシー』同様に、2種類のエクステリアが用意されている。
ひとつはNAエンジン専用の「モダン・アピアランス・パッケージ」と呼ばれる、ブロックパターンのフロントグリルや赤色のリヤコンビランプを採用した落ち着いたデザインだ。
もうひとつは「スポーツ・アピアランス・パッケージ」と呼ばれる、直噴ターボ車とNAの「23Cスポーティパッケージ」に採用されるスポーティなデザイン。こちらにはクロームメッキのヘッドライトや、スポーティグリル、クリアテールレンズやサイドシルガーニッシュなどが装着され、アグレッシブな雰囲気を演出している。
新型MPVの開発担当主査を務めた青山裕大さんは「最初はモダン・アピアランス・パッケージだけの予定だったのですが、マーケティング的な観点から、もう少しスポーティに振ったテイストもあった方がいいということで、スポーツ・アピアランス・パッケージも追加しました」
「ターボではスポーツ志向のお客様が多いので、スポーツ・アピアランス・パッケージに限定していますが、NAエンジンでは両方のデザインを選ぶことができますので、選択肢は拡げて用意しています」と語る。
このふたつのエクステリアは、細部にわたり数多くの変更点があるので、見比べてみると面白い。若い人にはスポーツ・アピアランス・パッケージに人気が集まりそうだ。