プジョーは12日、新型スモールカーの『207』を発表した。ビジュアルアピール、パーソナリティ、技術が商品企画の3本柱。プジョーでは、『206』の“後継”ではなく、“継続”である、と定義する。
ボディタイプは3ドアと5ドアのハッチバック。全長は206と比べて195mmも増え4mを超えて4030mmとなった。ホイールベースは+100mmで2540mm。全幅は1720mm、全高1472mm。
エンジンはガソリンが1.4リットル(75bhp、90bhp)と1.6リットル(110bhp)の3機種、コモンレール式ディーゼルHDiが1.4リットル(70bhp)、1.6リットル(90bhp、110bhp)の同じく3機種。
年内にはBMWとPSAプジョー・シトロエンとの提携によって開発された高圧(120bar)ガソリン直噴エンジン2機種が加わる。1機種は1.6リットル直4・16バルブに低圧(0.8)ツインスクロール・ターボチャジャーを備え、出力150bhp。もう1機種は同じ排気量でターボなしの仕様、出力115bhp。こちらは吸排気バルブに連続可変バルブタイミング機構を備える。