【ホンダ・インテグラ速報】その2…ボディ全体がサスペンション!?

2004年9月21日(火) 22時50分
ヘットライトの切り欠きがなくなり、より先鋭的なフェイスにリニューアルしたの画像
足まわりだけでなくボディ全体で路面のショックをいなしてくれるから、クルマの動きに余裕があるの画像
リヤコンビライトも、すっきりと直線的なデザインに改められているの画像

楽しくて、楽しくて、もうタマンナイ! 少々強引にコーナーに入って、ステアリングをガバッと切って、ドカッとアクセル踏んでも、大丈夫。新型インテグラ『タイプR』の動きは、クイックでしかも安定している。“タイプR=ピーキー”というイメージが大きく崩れた!

北海道・鷹栖テストコースで乗った。カッチリしたバケットシートで身体全体を軽く包み込むこの感覚、タマンナイ。シフトストローク少なめ、カチカチフィーリングの6MTが心地いい。6000rpmから8000rpm強への、「ホンダマジック・エンジン回転劇」にウットリ。まずは、3速120km/hほどでスラローム走行させてみた。すると、クルマ全体の動きが以前よりスムーズ。それは、リアの動きの自由度が増したから。

担当エンジニア氏は、「ボディ全体がサスペンション(米国仕様アキュラ『RSX』ボディの採用、各部補強)、として考えました。剛性を上げて、なおかつ柔軟性が生まれた。そのため、リアのサスを硬めることができたのです」と説明する。リアが硬くても、ヒョコヒョコ跳ねることはない。ショックアブソーバーも、新規設計したオイルシールの採用などにより、(ショックの)立ち上がり時のフリクションが大幅に低減されているからだ。

さて、ドライバーもクルマも準備運動が終わったところで、いざ出陣!独ニュルブルクリンクをモチーフとしたこの鷹栖ロードコースをガンガンに攻めよう。低速コーナーでも3速で軽く100km/hオーバー、下りS字コーナーを4速160km/hで進入してブレンボブレーキでガツーンと減速、3速130km/hで右ブラインドコーナーのジャンピングスポット……。あらゆるシチュエーションで、「ボディ全体サスペンション化」の効果を実感。クルマ全体の動きに余裕が感じられる。

だが、やはりFF車特性はしっかり出ている。いわゆるトルクステアは出る。が、コーナリング途中でいきなりフロントのトラクションが途切れるような突発的不安の余地はない。220psで、前輪がクルマ全体を前に引っ張っていく力強さを感じた。(つづく)

《桃田健史》
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