【新聞ウォッチ】トヨタ、国内“脱出”の世界戦略車

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年8月26日付

●部品調達から輸出まで、海外で。トヨタ、世界戦略車タイで発表(読売・2面)

●三菱ふそう、トラック欠陥リコール(読売・37面)

●株下がってももうかる外資、三菱自動車、苦しい増資条件(朝日・11面)

●トヨタ、年産24万台に仏工場を増強(朝日・13面)

●世界トラック生産台数ランキング、いすゞ首位奪回(産経・9面)

●三菱自動車、ダイムラーとの提携縮小、中型車の車台共通化中止(日経・1面)

●ガソリン卸値、4ヶ月で8円上げ府、新日石もあす通告(日経・3面)

●タイ、自動車輸出基地に(日経・11面)

●次世代半導体材料、エンジン制御可能に、豊田中研など実用化に新技術(日経・13面)

●自動車株、上げ目立つ、売買代金は1兆円台回復(日経・13面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車が新興市場向けの戦略車「IMV」(新国際多目的車)の第一弾、ピックアップトラック『ハイラックスVIGO』(ヴィーゴ)をタイのバンコクでお披露目、きょうの各紙が報じている。

部品調達から生産、販売まですべて海外で行うというトヨタ初のグローバル事業としても注目されているだけに、各紙とも日本から自動車担当を特派員として送り込んているようだが、紙面での取り上げ方がいろいろで興味深い。

読売は2面の総合面で扱っているが写真はない。東京と日経は広報から配布されたハイラックスVIGOを掲載している。また、朝日、毎日、産経は、豊田章男専務が中心となって行われたバンコクでの発表会見のシーンを取り上げているが、そのカットが微妙に違う。

朝日は展示車のアップとポーズを取る豊田章男専務のカットだが、毎日と産経は、広報担当の神尾隆専務を含めた写真を掲載している。

《福田俊之》

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