【マツダ・ベリーサ発表】エクステリアデザイン

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ベリーサのデザイナーは、マツダのデザイン戦略スタジオに所属する栗栖邦彦氏。ユーノス『プレッソ』、『ランティス・クーペ』など、マツダのモデルの中でも個性的なモデルを手がけてきた。

ベリーサのエクステリアデザインのモチーフは光と影。ボディ各部の陰影を明瞭に表現するために、ボディの面質と細部の作り込に徹底してこだわったという。

フォルムは全体的に優しい雰囲気だが、ボディパネルの面に張りを持たせることにより、適度な緊張感を演出。乙女チックなかわいさではなく、デザイン品質の高さが感じられる。また、ボディパネルの張りを強めにしたことは、剛性アップにも寄与している。

細部の作り込みもかなりの凝りようで、ヘッドランプ内のリフレクターは単に反射の機能を満たすだけでなく、片側2灯のプロジェクタービーム、ポジションランプ、ターンシグナルが有機的に関連し合っているかのようにデザイン。

ポジションランプは甘い色に、プロジェクタービームは輝度の高いものにと、色合いにもこだわった。Dピラーからリアフェンダーにかけての曲面も、柔らかな中にもラインが入っていることが視認できるよう工夫を重ねたという。

なお、残念ながらサンルーフはオプション設定されていない。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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