先進の燃料電池技術と伝統的な日本の美意識を融合させた新次元のプレミアム・セダン。それが『極』である。クールダイナミクスをテーマにした新しいセダンの形は、進化したパッケージングの上に成り立っている。
「セダンの新しい切り口を、FCの進化をにらんだパッケージングをもとにデザインしました。低くてもワイドで広い空間、という新しい考え方です」とエクステリア担当のデザインAスタジオ、中村洋昭研究員は語る。
「重量物を車体中央部に集中させたH型レイアウトは低重心と低全高を実現。インテリアでは日本の美意識であるミニマリズムを取り入れ、和のもてなしを表現しました。センター部分には、ディスプレイを配して独特の空間とやすらぎを提供します」と続ける。
ディスプレイでは川のせせらぎの映像が流れ、日本庭園のような癒しの空間を作り出す極。ホンダ出展車の中でも強い異彩を放っている。