大阪府警は4日、盗んだオートバイの部品をインターネットオークションで販売していたとして、23歳の男を窃盗容疑で逮捕したことを明らかにした。被害者が「必ずオークションに出てくる」と予想し、丹念に調べていたことが犯人逮捕につながったという。
大阪府警・豊中署の調べによると、逮捕された男は昨年10月20日深夜から21日未明に掛けての間、豊中市内にあるマンションの駐車場に侵入。置いてあったバイクからマフラーなど部品7点(総額21万5000円相当)を外して盗み、そのまま逃走した疑いがもたれている。
被害者の25歳男性は、報道などで得た知識から「盗まれたものは必ずオークションに出品される」と目星をつけ、被害に遭った日からインターネットオークションのサイトをチェックしていたという。
ところがなかなか盗まれた品物は出品されず、あきらめかけていたが、盗まれたものと同じ商品が出品されていることをついに発見。これを落札し、警察にも通報を行った。
警察が商品を出品していた箕面市在住の大学生から事情を聞いていたところ「小遣い欲しさにやった」と犯行を認めたため、4日に窃盗容疑で逮捕した。警察では今後もこの男を厳しく追及し、預金通帳なども差し押さえて余罪についても調べていく方針。
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