【パナソニックHDDカーナビ発表】進化するカーナビ---データ書き換え

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DVDカーナビが市場のほとんどを占めるようになった中で、高い性能でひときわ大きな魅力を放つHDD(ハードディスクドライブ)カーナビ。昨年のカロッツェリアに続いて、今年はすでにケンウッドからも発売がされたが、それに続いたのは多くの人が予想していたとおりパナソニックだった。

9日に発表されたラインナップはVGA液晶7型モニターを同梱した標準モデルの『CN-HD9000WD』(31万5000円)と、これのモニターをインダッシュタイプとした『CN-HD9000SD』(34万8000円)、HDDナビ本体だけの『CN-HD9000D』(19万8000円)の3タイプ。いずれも5月15日からの発売となる予定だ。

パナソニックがHDDナビに求めたものは「進化するカーナビ」。HDDを採用するメリットは、高速アクセスと書き換えの両方が自由に行えることにある。とくにこのパナソニックのHDDナビでは、データを必要に応じて書き込める、この“進化する”点に大きな特徴を持たせてある。つまり、データの書き換えや追加を行うことで、常に最新のデータや環境に基づいた利用が可能となっているのだ。

その具体的な方法は、インターネットによってPCにデータをダウンロードし、そのデータをSDメモリーカードを経由してナビにアップロードする。たとえば、ドライブの際に目印となるランドマークは2−3カ月ごとにインターネットを通じて配信され、昭文社のホームページからは季節ごとの最新イベント情報がダウンロードできる。

それ以外にも一度走行したルートは自動的に記録され、後から便利と感じた際に本登録可能。これまでの走行軌跡メモリー機能ではルートの記録だけで案内ルートには活用できなかったが、これによって本当の意味での走行ルートのカスタマイズが可能となったわけだ。

FM文字多重放送のデータをHDD内に自動保存し、その情報は音声で読み上げるなどの機能も装備。今後は目的地付近のパーキング情報も配信されるようになるという。

これまで登場していたHDDナビは、どれもデータの更新をサービスセンターに本体を預けて行なっていたわけだが、本機の場合はその領域から一歩先へ抜け出し、HDDならではの特徴を最大限に引き出したというわけである。

《会田肇》

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