世界MotoGP、スズキは4サイクルで優勝を狙う

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スズキは、二輪車レースの最高峰の「FIM(国際モーターサイクリズム連盟)世界グランプリロードレースMotoGPクラス」に、4サイクル990ccエンジン搭載の新型グランプリマシンで2002年から参戦することを表明した。

FIM世界MotoGPは、2002年からレギュレーションが変更され、500ccの2サイクルエンジンに加え、900ccの4ストロークエンジンでの参戦も可能となる。このため、スズキは4ストロークで参戦する。スズキは2000年2月、4サイクルのGPマシン『XRE0(エックス・アール・イー・ゼロ)』の開発をスタート。すでに専用フレームに搭載した状態で開発の第2段階に入っている。

XRE0はフューエルインジェクションを使用した軽量コンパクトな990cc/V型4気筒エンジンを搭載。バンク角は60度で、一軸クランクシャフト、カム駆動をギアドライブとしたレイアウトとし、さらに燃焼の高効率化と低燃費化を図った。

スズキは来年のGPから新しい4サイクルマシンで参戦するが、チーム体制は従来と同様に「チーム・テレフォニカ・モビスター・スズキ」でエントリー、出場ライダーも従来と同じケニー・ロバーツ・ジュニア、セテ・ジベルナウが乗る。

《レスポンス編集部》

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