読者のkomさんから、東京モーターショーの感相をメールで頂いた。
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モーターショーというものに、先日初めて行って来ました。もともと興味がなかったわけではないのですが、今回は、妻が「一度行ってみたい」と言うのに後押しされて、なんとか最終日の夕方、半休をとりました。
メインゲートから入ってまず部品・用品関係を見ましたが、予想より活気があって、驚きました。マップの矢印に従ったら、かわいい『スマート』から始まってしばらく外国車が続き、妻もそこそこ楽しんでいましたが(頼むから最高級グレードをじっと見るのはやめて。笑)、そろそろ身近な(?)国内メーカーを見たいころです。
スバル、スズキなどをひととおり見て、いよいよ噂のホンダのブースにまで来ました。ステージ上にはずっと踊っている女性。人だかりでよく見えないクルマ……。クルマの説明をしているようですが、叫ぶような調子で抑揚がなく、聞く気になりませんでした。2人とも「引いて」しまい、その場を去りました。
そんなにコンパニオンがいいのかな。貴サイトの記事を見ても、現場におけるお客軽視の傾向が見え隠れしていましたし、仕事柄、メーカーから来ている営業さんはどう思っているのだろう?、と、余計な心配をしてしまいました。「たまたま、あっち側にいる」だけの人が作った、お金のかかった内輪の文化祭、そんな印象を受けました。
その点、不振にあえぐお隣の三菱は落ち着いていて、ちゃんと車を見せてくれました。妻が一番印象に残ったのもここの『CZ2』だそうです。乗せてもらうなら別のやつだそうですが(笑)。同じ理由でトヨタ、日産などもゆっくり見ることができました。ホイールなどの部品も、お店で見るのとずいぶん印象が違って、普段関心もないのに心が揺れたのは驚きでした。
2回目、3回目になればまた印象も変わってくるのでしょう。でも、それまでは、受け入れられないかもしれません。そんなショックを聞いていただきたくて、初めてのメールをしたためました。
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「内輪の文化祭」ですか。日産スタンドをゆっくり見られたのはラッキーでしたね。