米国株式が急落し、全体相場は3日ぶりに反落。自動車株もほぼ全面安となった。その中で、注目の的となったのがマツダ。前日比11円高の201円と反発し、出来高は市場トップに踊り出た。
午前中は軟調だったが、前場終了後に今9月中間期の連結最終損益見通しを10億円の黒字(従来予想95億円の赤字)と発表。業績の先行きを懸念する見方が支配的だっただけに、後場の取引が始まった途端に買いが殺到する動きとなった。黒字転換を果たす見込みとなったことで、大手投資家の注目度が高まってきそうだ。
日産自動車も16円高の589円と反発したが、その他は軒並み安。ホンダが40円安と反落し、トヨタ自動車も10円安とさえない動きとなった。