三菱自動車は『eKワゴン』を三菱の軽自動車の柱として育成、シェア18%を目指すと明言した。主力の軽自動車の世代交代して軽市場でのシェア巻き返しを狙う。三菱の軽自動車は、『ミニカ』と『トッポBJ』が主力車種だった。三菱では、ekワゴンはこれらに代わる主力車種になると見ている。
トッポBJは、スズキ『ワゴンR』など、人気のトールボーイ・ワゴンタイプよりも早くラインナップされていたが、ワゴンRやダイハツ『ムーヴ』に販売で出遅れた。ekワゴンは軽自動車セダン、ワゴンの両方の需要を取り込んで、販売を巻き返す。三菱の軽市場のシェアは13%にまで落ち込んでいるが、ekワゴンで18%を目指す。