いすゞ自動車は10日、大型トラック『ギガ』のトラクタシリーズに、国産トラクタで初めて機械式フルオートマチックトランスミッションを搭載した「スムーサーG」を設定し発売した。
機械式フルオートマチックトランスミッションは発進から停止まで完全に自動変速を行うため、ドライバーの疲労を大幅に軽減できるという特長がある。欧州メーカーの車両には一部搭載車種があるが国産では初という。
同時に新型車には電気式ブレーキシステムを採用し制動力の最適なコントロールを可能にした。トラクタはトレーラーを連結して走行するためトレーラー連結時の制動安定性を向上させ安全性を高めた。