スズキは30日、軽自動車『エブリイ』や『ジムニー』など合計6車種、14万台2420台のリコールを国土交通省に届け出た。
エブリイと『キャリイ』、OEM供給を行っているマツダ『スクラム』は、2000年5月12日〜2001年1月18日に生産された11万323台に、アクセルペダルの不具合が見つかった。ペダルとケーブルの接続部が不適切で、ケーブルが折れて走行ができなくなる恐れ。不具合発見件数は7件。
また『スイフト』は2000年1月26日から2001年6月22日に生産されたAT車、1万5569台の制動灯スイッチに不具合。最悪の場合、スイッチが動作しなくなってシフトロック機能が解除できなくなるとしており、これまでに8件の不具合があった。
ジムニー、マツダ『AZオフロード』の2車種は、1998年2月19日から1999年9月28に生産されたMT車、1万6528台が対象。シフトレバー固定用ネジ穴にグリースが付着しているため、ボルトが緩んで脱落し、シフト操作ができなくなる。これまでの不具合発見数は8件。