【株価】7月の輸出増を好感し、マツダが続伸

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全体相場は小幅続伸したが、自動車株は高安まちまち。マツダが、前週末比6円高の220円と続伸。この日大手5社の7月の生産・販売・輸出実績が発表されたが、輸出が全年同月比で伸びたのは北米向けが拡大した同社のみ。フォードの経営不振への懸念から株価が軟調だっただけに、好材料に反応した。

国内販売は、新型車が好調なトヨタ、日産、ホンダがプラスとなったが、株価は3社そろって下落。特に日産は、一時23円安の718円まで下げた。引け値は9円安の732円だったが、この日も外資系証券経由の売り物が主体。9月以降の米国での新車投入を注目する向きもあるものの、大口投資家の売りが継続している状況だ。

富士重工業が、ミニバン『トラヴィック』の発売以来4日続伸。スズキ、いすゞも堅調で、三菱自動車工業は前週末比変わらず。

《山口邦夫》

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