イギリスGPで久々の勝利を挙げ、来シーズンもマクラーレン残留が決定的となったミカ・ハッキネン。現役続行を明言するようになったハッキネンが、一時は引退も視野に入れていたことを明らかにした。
「F1はレース。勝つことよりも負けることの方がずっと多い。もう充分に世界中を回った、充分にドライビングしたんじゃないか、と考える時期は必ずやってくるんだ。それが普通だよ。僕にもそういう時期はあったし、他のドライバーにもあったと思う。遅かれ早かれ、引退の日はやってくる。僕はもうこの世界に11年もいるんだ。長い時間だよね」
「ほとんど全部のドライバーが毎年引退について考えるだろうね。もちろん僕も考えたよ。しばらくの間考えてから、将来についても思いを巡らせてみた。その結果、僕はもう少しここに居ることに決めたよ」とハッキネン。まもなくマクラーレンとの契約に正式にサインすることになっている模様だ。