航空や鉄道など輸送事業者を管轄する国土交通省は、2002年日韓ワールドカップサッカー開催に伴う観客の移動予測をまとめた。
海外と日本の間は、通常の訪日外客数(1999年6月で38万人)とほぼ同じ42万〜43万人の移動がワールドカップのために上積みされる。また国内10競技場と都市間の移動は約233万人になるという。今回の予測は、来年度の予算要求に間に合わせるため作成された暫定値で、出場国や対戦カード、チケットの販売動向などによって予測値が大きく変わる可能性があるという。
ちなみに今回の予測では「日本と韓国は決勝トーナメントに進むも初戦で敗退。基本的にはFIFAランキング上位国が勝利することを条件にした」(同省)という。