マツダは12日、来年3月に大幅なマイナーチェンジを予定している『MPV』に、フォード製3.0リットルV6エンジンと、共同開発した2.3リットル直4エンジンを追加設定するという。
現在、MPVには2.5リットルV6エンジンと、2.0リットル直4エンジン搭載モデルがある。このうち、前者はフォードの汎用エンジン『デュラテック』をMPV用にチューンしたもの。後者はマツダ独自開発のものだが、元々は乗用車搭載用に設計されたものだ。
今回追加が決まったエンジンは、SUVへの搭載を前提にしており、出力についても現行のものよりパワーアップ。動力性能が弱いと指摘されることが多かったMPVの欠点を十分にカバーするとしている。3.0リットルは全量をフォードの北米拠点から輸入し、2.3リットルエンジンは今年秋から日本で生産を開始する。