ダイハツ工業は9日、RVタイプのスポーティな軽自動車の新型モデルを今秋にも発売するという方針だ。主要購買層として設定したのは20〜30歳代の女性で、新モデル投入でシェアトップのスズキに猛追するのが狙いだ。
新モデルは『ムーヴ』などを生産している滋賀工場で製造する。新ラインの設置は行わず、同じラインで生産できるように設備の改修を行うに留め、新モデルの製造コストを極限まで下げるという。
ライバルとして仮想しているのは、スズキ『ワゴンR RR(ダブルアール)』で、ムーヴよりスポーティなスタイルと操縦性が「最大のアピールポイントになる」としている。