トヨタ自動車は新型車『アルテッツァ・ジータ』を本日発売した。スポーツセダン『アルテッツァ』の5ドア仕様だが、セダン、クーペ、ワゴンのいずれでもないクロスオーバーである。3.0リットルエンジンや4WDの設定もトピック。
全長はセダンの4400mmに対し4505mm、荷室容量は通常390リットルで後席バックレストを倒すと620リットルになる。またセダンと同じ排気量2.0リットル直6「1G-FE」エンジンに加え、ジータでは3.0リットル直6「2JZ-GE」も追加された。
ラインナップは2.0リットルエンジンの「AS200」6仕様と、3.0リットルエンジンの「AS300」5仕様とに大別される。AS200の駆動はいずれもFR。トリムはベーシック、「Zエディション」、「Lエディション」の3グレードあり、それぞれ6MTか4ATが選べる。
AS300にはFRと4WDの設定がある。FRにはベーシックとLエディションの2グレードがあり、トランスミッションは5AT。4WDにはベーシックとLエディション、“お得グレード”「Nエディション」の3グレードがあり、トランスミッションは4AT。
価格はAS200/6MTの218万円からAS300/4WD/Lエディションの328万円まで。セダンの同じグレードと比較して10万円のプラスになっている。
月販目標台数は2500台。アルテッツァ・セダンが月販1000台に満たない数字で推移しているから、トヨタのジータへの期待感が見てとれる。取扱いはネッツトヨタ店、店頭発表会は14日、15日。