【株価】燃料電池バスを材料に、トヨタが続伸

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全体相場は、米国株式の大幅下落を嫌気し反落。自動車株は、高安まちまちとなった。トヨタ自動車が、前日比30円高の4170円と小幅ながら続伸。この日は、大手経済紙で「来秋にも東京都と燃料電池バスの営業実験」と報道され、手がかり材料となっていた。

スズキが前日比14円高(1555円)と3日続伸し、販社の統合を発表した富士重工業も、同17円高の844円と続伸。ダイハツ工業、日野自動車工業もしっかり。

一方ホンダが、前日比50円安の5370円と反落。2週間で500円近くの上げを演じただけに、利益確定の売りが先行した。外資系証券では目標株価を6000円台前半に設定しており、円高などの波乱要因がない限り、引き続き注目を集めそうだ。

日産自動車は調整色を強めており、前日比8円安の770円と続落。マツダ、三菱自動車工業もさえない。

《山口邦夫》

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