【株価】材料不足とユーロ安で、日産が再び800円を割り込む

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全体相場は続伸し、2年ぶりの大商い。しかし自動車株は盛り上がらず、高安まちまちとなった。日産自動車株が、前日比14円安の796円と3日続落。再び800円台を割り込んだ。新規材料に乏しい上、ユーロ安に伴う収益悪化が懸念する声も浮上している。もっとも、実態は引き続き良好だけに、一本調子の下げを読む声は少ない。

一方トヨタは、前日比30円高の4110円と3日ぶりに小反発。5月28日の4300円から200円強下げていただけに、買い戻しの動きが入った。ホンダも、前日比10円高の5160円と小幅ながら5日続伸。三菱自動車工業、いすゞもしっかり。半面、マツダが小幅ながら続落し、富士重工業もさえない。

《山口邦夫》

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